| GALLE5(ギャレゴ) | |
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| 村上晴彦氏をして「・・・・」。ドットスリー以上の反応を示させた究極のパックロッド。 |
| 非常につまらない表現で恐縮だが、「ロッド技術の粋を集めた」パックロッドがこの世に誕生した。言ってしまえばたった2行だが、ロッド開発の歴史の中で、これほどの大事件はなく、恐らく今後、この竿を凌ぐパックロッドは当分出現しないであろう…。そんな、とてつもなく大きな意味を持つ作品が誕生したのである。 その名もGALLE5(ギャレゴ)。GALLEとはフランス語で駅を意味し、5本継ぎだからGALLE5。駅は旅行や出張を暗示し、その間でも釣りを忘れないアングラーの良き伴侶たるを願い命名された。 パックロッドは本来、間に合わせの竿である。クルマで釣りにでかける場合、わざわざパックロッドを持っていく人はいない。旅先で釣りをしたい。ただし、移動はクルマではない。そんな、1ピースはもちろん、2ピースでさえも移動の妨げになる電車や飛行機を利用する場合に、カバンに忍ばせていくものだ。 だから軽さやアクションなどはどうしても二の次になる。携帯性が最優先されるからだ。旅先でとにかく釣りができればいい、ぜいたくは言えないよ、というのがいままでのパックロッドだった。 でも、そんなんでいいんですかね、パックロッドにだって、素晴らしい竿の曲がりを表現する権利はあるし、持ってるだけで満足できる完成度を誇ってもいいでしょう。フィッシングショーやフォーラムの際に幾度となくハートランド倶楽部メンバーの方より、どうかハートランドZで満足の行くパックロッドを作って欲しいという声をもらっていたこともあり、そう、「クルマに積んでいきたいパックロッド」があってもいいんじゃないか。やるなら最高を目指そう。やるしかないっ!それがGALLE5の出発点である。だが、ことはそう簡単ではない。パックロッドには振り出しか並継ぎ、この二つの道がある。ハートランド・クロスXの595TMRBと595TLFSはどちらも振出である。先ほどの話ではないが、利便性に関してはベスト。これだけのコストパフォーマンスを持っているパックロッドは、実際なかなか見つからないのだ。 でも、パックロッドも竿であるから、継いだ時にはどうせなら美しいカーブを描いてほしいと思うのは釣り人の欲望。それも1ピースに負けない曲がりを実現できたら……そうなると並継ぎの手法を採用するしかないが、それでもジョイント、つまり継ぎに要求されるミクロン単位の精密さは、なまじっかな技術力では叶えられない。通常の継ぎ方では、継ぎの部分がどうしても硬くなり、スムースな曲がりなどハナから望めない。 一般的な並継ぎは、竿同士つまり凹と凸が入り口と奥の2点で接合しているだけ、これでは曲がろうとする竿の力は双方均一に働かないからだ。継ぎ部分もきれいに曲げるためには、あくまでも一本の竿のように双方が密着していなければならないのである。 そこまで解明できればあとは簡単な作業だった。ダイワでは古くからヘラ竿という並継ぎ竿を製作しており、その「込み」(竿の継ぎのこと)の技術には卓越したものがあった。俗にいう「ヘラ合わせ」だが、前述の竿同士が極限まで密着している継ぎ方なのである。 点でなく面で竿同士が継がれているから、あたかも継がれていないような曲がりをみせる。別誂やミッジ・ディレクションにも採用されているこの技術を、5箇所にわたって導入し、予想以上の成功を収めたのがギャレゴなのである。その曲がりは1ピースを凌駕するほど美しく、それでいて、一般の並継ぎ竿にありがちな、キャストしたらスポーンと抜けたり、あわせ部が回ったりすることもない。 まさに理想的な並継ぎ竿が出現したものである。村上晴彦氏をして「そこまでいくかぁ…」といわしめた技術陣の雄叫びが聞こえそうである。 リグとしてはライトリグ全般を高次元でマスターしているが、アクションとしては竿全体に入る感じで、手元に感じるアタリを釣り人が合わせる積極竿である。 仕上がりも惚れ惚れするほど美しく、まさに「男の逸品」。トラベルロッドにしておくのはもったいない。 ミクロン単位の誤差も許さない「ヘラ竿合わせ」。これが継竿の常識を超えた美しい曲がりの要因だ。その精緻さは、竿を継ぐ感興を与えてくれる。 |


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| ミクロン単位の誤差も許さない「へら竿合わせ」。これが継竿の常識を超えた美しい曲がりの要因だ。その精緻さは、竿を継ぐ感興を与えてくれる。 | 別誂を彷彿とさせるショートグリップ。リングはシルバーとガングレーのダブルアルマイト。 |
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| ハードケース | GALLE5特注ケース。全長43センチでコットンのクロスバックも中に入る。 | シルバーに光るハートランドとGALEE 5 のロゴ。 |
| ギャレゴをツネスペ、そして601LFSと比較してみた。まずはツネスペとの比較だが、なんと5ピースにもかかわらずツネスペより柔軟で、しかも美しいカーブを描いている。先調子ではなく、レギュラーなカーブである。 一方、601LFSとの比較ではファーストテーパーの601に対し、ギャレゴはロッド全体が均一に力を配分しているのが分る。いずれにしても、5ピースでこのベンディングカーブは驚異である。 |
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![]() ツネスペとの比較図 |
![]() 601LFSとの比較図 |
| GALLE5 | ||||||||||||||||||||
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