※村田基実投テスト時計測。ロッド:シャウラ1605R ライン:ナイロン8lb. リーダー:ナイロン16lb. ラバーシンカー:18g シングルハンドキャスト。
※写真はプロトタイプです。実際にはシールドが装着され、電子回路の基盤は直接見えません。


マグネット/遠心力といったスプール回転のなりゆきで発生するブレーキ力ではキャスティングによるルアー放出エネルギーをロスする部分が残されていた。
長くて約6秒で終わってしまうワンキャスト。そのどこでどれだけブレーキを効かせるかをデジタル技術で最短1/1000秒単位で任意に指定。
今まで無駄になっていたキャスト時のエネルギーを最大限に引き出しつつ、バックラッシュを効率的に抑えることを可能にした。まさに夢のブレーキシステム。
結果、超遠投時でも20000rpm程度にとどまっていた従来の初速時のスプール回転を30000rpmを超えるレベルに引き上げながらも、バックラッシュの危険性を最小限に抑える遠投用ブレーキパターン、軽くて空気抵抗の大きなルアーの飛行姿勢を安定させつつ飛距離を引き出すパターン、といった8種類のブレーキパターンのダイヤル選択を実現。
扱い方は従来のベイトリール同様で特別な気を使う必要はない。発電コイルが内蔵されているので電池は不要。
実釣前の充電のための1投が、神の領域に踏みいる前の儀式。
スプールの回転と同調して、かすかに響く電子音がデジタルコントロールの証となる。


スプール回転に応じて自然発生的に働く従来のブレーキ力を利用するのではなく、一回のキャストのどこでどれだけのブレーキをかけるのが理想なのかを解析し、1/1000秒単位のブレーキパターンとして電子回路にプログラム。それぞれのキャストに応じた8種類のパターンとしてダイヤルでの選択を可能にしました。
※写真はプロトタイプです。実際にはシールドが装着され、電子回路の基盤は直接見えません。

スプール回転はリリースによる回転開始から約0.07秒までという瞬時に最高回転に達します。従来のブレーキシステムではこの間にもブレーキ力が働き、最高回転の立ち上がりを20000rpm前後に抑えていました。カルカッタコンクエストDCに採用したデジタルコントロールブレーキの超遠投モードは、この間のブレーキ力を抑え、キャスティングパワー次第で30000rpm前後までの立ち上がりを可能にしました。さらにそのままではバックラッシュしてしまうため、即座にブレーキ力が働くようにプログラムされています。すなわち、1/1000秒単位でのブレーキ力の設定を可能にするデジタル技術により、初速時のエネルギーを損なうこと無く、微少なタイムラグを持ったブレーキ特性を与え、その後はラインテンション0の状態になるべく、ラインがスプールから引き出されるスピードに対しスプール回転を自動的に補正して行きます。キャストの後半の伸びで、スプール上のラインが膨らみかけても自然に無くなることで微妙に補正されていることを実感できます。

これが「コンクエストDC」のポテンシャルだ!!
アンタレスのプロトが完成したときにも行われた村田基による実投テスト。そのリールの持つポテンシャルを真実として実感してもらうために、これほどうってつけのものもない。遠心力でもない、マグネットでもない、まったく新たなブレーキシステムを搭載した「コンクエストDC」。人間がコントロールできる範囲を超えて、スプールの回転を制御するデジタルコントロールブレーキシステム。はたして、そのポテンシャルはどんなものなのか?その性能を明らかにするために村田基による実投テストが行われた。
当日の天候は晴れ。やや微風が吹いている。使用されたタックルは、ロッドが「シャウラ1605R」。ラインはナイロンの8lb。その先にリーダーとしてナイロンラインの16lb.をセット。ラバーシンカーの重さはアンタレスの時と同様の18gを使用した。用意されたリールは「201」。つまり左巻きのリールだ。本来、村田基は左巻きのリールはほとんど使用しない。しかしながら、この日はプロトのリールがこれしか用意できなかったのだ。ブレーキは超遠投モードに設定した。
気になる記録の方だが、この日、このタックルで実質、測定が行われたのは10投。その最長記録は、なんとアンタレスの記録3m近く上回る「88.7m」。
そして何よりも驚いたのが、その平均飛距離。10投してのその記録は「82.18m」。コンスタントに80m台を記録したことになる。アンタレスをもってしてもここまでコンスタントに80m台を記録するのは難しいだろう。まさに、恐るべき事実。いずれにしても、この実投テストで使われたリールはプロトのもの。まだまだそのポテンシャルの底は見えていない。90mという可能性も十分にある。是非とも、このリールを手にして、そのポテンシャルを自分自身の五感で体感して欲しい。

カルカッタ コンクエスト 200DC/201DC
品番
ギヤ比
最大
ドラグ力
(N/kg)
自重
(g)
糸巻量
(号-m)
最大
巻上速度長
スプール
寸法
ベアリング数
ボール/ローラー
標準小売
価格(円)
オイカワ価格  

100DC
(右)
5.8
39.2/4.0
240
3-100,3.5-90
4-75
-
-
10/1
63,000
50,400
45,360
 

101DC
(左)
5.8
39.2/4.0
240
3-100,3.5-90
4-75
-
-
10/1
63,000
50,400
45,360
 

200DC
(右)
5.0
49.0/5.0
280
3-150,3.5-130
4-110,5-90
58
37/22
10/1
63,000
50,400
45,360
 

201DC
(左)
5.0
49.0/5.0
280
3-150,3.5-130
4-110,5-90
58
37/22

10/1

63,000
50,400
45,360
 

250DC
(右)
5.0
49.0/5.0
285
3-180,3.5-150
4-130,5-105
58
37/26

10/1

65,100
52,080
46,872
 

※最大巻上長は(cm/ハンドル1回転)、スプール寸法は(径mm/幅mm)の数値です。
※N(ニュートン)とは、力を表す単位で、1kg=9.8Nです。

※この商品は税込価格です

■ブレーキシステムの革命。デジタル操作により1/1000秒単位で最適なブレーキ力の設定を可能にする、夢のブレーキシステム「デジタルコントロールブレーキ」搭載(8段階ダイヤル式) ■シマノ独自の表面処理で錆を寄せつけず抜群の耐蝕性能を発揮するボールベアリングA-RB ■ゆとりのパワーと限りない静粛性を実現するSuper SHIP搭載。ボールベアリング10個はすべてA-RB ■超精密ワンピース・マシンカットアルミフレーム ■スムース&ハイパワー。耐久性抜群の大口径マスターギア内蔵 ■超々ジュラルミンを採用した精密バランス設計の軽量ブランキングスプール ■クリック付きドラグ機構 ■スーパーストッパー ■0.35mmマイクロピッチ・高精度クリック付きビッグサイズキャストコントロールツマミ ■レフトハンドル・ライトハンドル専用形状グリップ。それぞれのグリップにボールベアリング・A-RBを2個内蔵 ■専用チューニングオイル付 ■専用リールカバー付 ※スプールの脱着にはドライバーが必要です。